整体師になった理由

★父の事故、椎間板ヘルニア★

約40年程前、私の父は鉄工所の職人で鉄工所に勤めていた時の事故が整体の先生にお世話になる、きっかけとなりました。

建造物の解体作業中に父の背中に鋼材が倒れ掛かり、幸いにも頭部を避け九死に一生を得ました。

病院に行くと骨折もしておらず、ただの打ち身という診断で終り、職人として変わらず働いていましたが

最初は腰痛、後に坐骨神経痛、二年程経過した頃に椎間板ヘルニアという病気に悩まされる事になります。

現在、私達家族は整体師ですので当然理解できますが、当時は何の知識も無く、整体の先生にお世話になるまで事故と椎間板ヘルニアになったのは無関係だと思っていました。

重症の椎間板ヘルニアの原因は、事故で骨折していなくても、筋肉は物凄い力で捻挫していたからだったのです。

★病院で治してもらえない?★

病院に行けば治る、治してもらえる、と最初の内は軽い考えで最悪、手術すれば簡単に治るのだと思っていました。

病院の先生に言われた事をきちんと守り、薬も服用し、入院もして治療していましたが一向に良くならず、

悪化する一方で

「手術するしかない」と当時有名だった整形外科の先生に診てもらったところ「あなたの腰は手術しても車椅子」になると診断を受け、

それから接骨院や鍼灸、あげくの果てには、拝みやさんに家相をみてもらって庭の池を埋めるなど、治るのであればと何でもやってみました。


★整体の先生、和田先生にお世話になる★

「藍住に整体のいい先生がいる」と聞き、父の椎間板ヘルニアを良くして頂いた整体の和田先生にお世話になる事ができましたが、

最初のうちは「何処に行っても同じだろう?」

どうせ治らないと父はそう思っていて、信じていなかったそうです。

父は痛みで話を聞く余裕もなく、母が先生の説明を聞いたところ、

整形外科や接骨院での説明は「骨が悪くて歪んでヘルニアになっています。」

しかし整体の先生の説明は「骨は、ほうっておけ!支えている筋肉が正常になれば自然に歪みは無くなっていく」

この説明を聞いた母は、父の椎間板ヘルニアを良くしてくれるのは、この先生しかいないと思ったそうです。

★先生の質問「毎日100回来れますか?」★

「100回来れば目処が立つ!」

先生を信じて、手術しても車椅子と言われたヘルニアが毎日100回お世話になれば父も家族も救われると思い、入院中の病室から(入院給付金が家庭の唯一の収入で退院せずに)抜け出して通う事にしました。


父は悩み苦しみ、人生終わったと思っていた椎間板ヘルニアという病気を整体療法により救われましたし、私達家族も救われました!

その後は椎間板ヘルニアを再発する事もなく、40年程経過しても整体師として今だに現役ですし、趣味の菜園や庭の手入れ、ゴルフ等なんでもでき健康です。

私の父(椎間板ヘルニアを患っていた本人)も、そう思っていましたし「整体で本当に良くなるの?」と思っておられる方がほとんどだと思います。

私は幼い頃から整体が日常にあり、整体で良くなるのは当たり前だと思って育ちました。

病院の先生が手を離してしまう程の椎間板ヘルニアを良くしてくださった整体の先生を目の当たりにし、後に先生の勧めにより両親が始めた整体で多くの方が救われたのを目の当たりして整体師を志しました!